第100回箱根駅伝予選会で、日本人トップでゴールを果たした東京農業大学の前田和摩選手(1年)!
前田選手の素晴らしい走りが他選手をひっぱり、東農大は10年振りの箱根駅伝出場を決めました。
全日本駅伝選考会でもU20日本歴代2位という好成績も収めた注目選手ですが、ネット上では「前田和摩のようなスーパールーキーが、なぜ三大駅伝から遠ざかっていた東農大に入ったのか?」といった疑問の声も多く上がっていました。
前田選手の高校時代など過去の成績や実績も気になります!
そこでこの記事では、
- 前田和摩選手はなぜ東農大に進学したのか?
- 前田和摩選手の高校や中学時代の成績は?
- 前田和摩選手の身長や誕生日などプロフィール(自己ベストタイムも)
についてまとめてみました!
前田和摩wikiプロフィール
- 氏名:前田和摩(まえだかずま)
- 生年月日:2005年(平成17年)1月16日
- 出身:兵庫県
- 身長:177㎝
- 体重:55㎏
- 血液型:A型
今回の第100回箱根駅伝予選会を走り終わった後のインタビューでは、「4年生は監督が代わってチームを立ち上げなおした最初の代で色々苦労してきたと思うし、自分が力になって一緒に箱根駅伝に出場して一緒に走りたい」と先輩方を気遣うコメントを残していました。
自分の走りをひけらかすことなく、4年生への気遣いを見せながら、あくまでもチームとして上に行きたいという姿勢が読み取れます。
マラソンの実力だけでなく、人柄もとても素敵で魅力的だなという事がこのコメントからも分かりますね^^
前田和摩の自己ベストタイム
前田和摩選手の自己ベストタイムは
- 10000m:28分3秒51
- ハーフマラソン:1時間1分42秒
この自己ベスト記録はいずれもU20日本歴代2位です!
ちなみに、10000mはあと4秒少しで最高記録、ハーフマラソンもあと1秒ほどで最高記録に届く速さです。
ハーフマラソン今回の箱根駅伝予選会で初だったのですが、いきなりU20歴代2位をたたき出すなんてすごいですね^^
この快挙にSNSではこんなコメントも↓↓
歴代1位と比べて走るコースが違うので、それを踏まえると今回の速さは「バケモン」級の凄さなんだそうです!
前田選手は現在18歳なので、まだまだ記録を更新できる可能性はありますね!
是非がんばってほしいです!!
前田和摩はなぜ東農大に進学した?
前田和摩選手ほどの実力なら、箱根駅伝常連校に進んでも全くおかしくないですよね。
東京農業大学は素晴らしい大学ですが、10年間箱根駅伝から遠ざかっているという点では、どうしてこの大学にしたのか気になります。
そこで、なぜ前田選手が東農大にいったのか調べてみると、こんな情報がありました↓↓
- 監督やコーチの人柄がよかった
- 高校1年生の時から声を掛けてくれていた
- 陸上部からだけでなく、東農大の江口文陽学長からも熱いスカウトがあった
- 自分の事を一番に思ってくれている印象があった
- 自分のやりたい事ができると思った
前田選手は「じっくり練習ができる」といった東農大の環境や、信頼できる人に囲まれのびのびと練習を積み重ねることができたのではないでしょうか。
それにしても、陸上部からのオファーだけでなく、大学のトップである学長からも熱いオファーを受けるなんてとてもうれしいですよね^^
数ある大学の中で箱根駅伝から遠ざかっていた東京農大を選んでくれた前田選手の走りに、江口学長は涙を堪えることができなかったそうです・・・
大学と前田選手の熱い絆がある事が分かりますね!
東京農業大学の偏差値はいくつですか?
少し気になって東農大の偏差値を調べてみたので参考までにご紹介しますね。
東京農業大学の偏差値は40〜52.5です。
前田選手が在籍するのは国際食料情報学部食料環境経済学科ですが、国際食料情報学部の偏差値は42.5〜47.5となっているようです。
東農大の駅伝の監督は誰ですか?
現在の東農大の監督は小指(こざす)徹監督で、ご自身も東農大の農学部ご出身です。
前田選手に対しては「区間賞取るかもしれない」と起用へ前向きです!。
「各校のエースが集う起伏ある難しいコースへ挑戦し、各大学の強い選手と勝負できたら」と語っていましたので、箱根駅伝で前田選手がどの区間を走るのか楽しみですね^^
東農大の大根踊りはなぜ大根?由来は?
東農大といえば、「青山ほとり」、通称「大根踊り」といわれる程有名な応援スタイルあります。
大学がむかしは青山の地にあったことに由来するその踊りは、大きな大根を両手に持つことから、通称大根踊りとして広く知れ渡っています。
なぜ大根が使われるかというと、黒い学生服に大根の白と葉の緑が映えるからなんだそうですよ!
戦後初めての収穫祭が行われた時にその喜びから大根を持って表現したのが始まりだそうなので、歴史が古いんですね。
踊ったあとは、その大根が学生や参加者に料理してふるまわ れたということです。
絶妙にダサい踊りなのですが(すみません)、質実剛健な東農大の文化と伝統を表していて、子供から大人まで一度見たら忘れないインパクト大な踊りですね!
前田和摩の出身高校と成績
前田和摩選手の出身高校は、駅伝の名門で有名な私立報徳学園高校です。
報徳学園はスポーツの盛んな学校として知られていて、野球部やラグビー部、少林寺拳法部なども全国レベルの強豪校です。
中学時代の前田選手の素晴らしい走りや成績が、当時報徳学園高校の陸上部監督をしていた平山征志監督の目に留まり、熱心に誘いを受けたとのことでした。
高校から本格的に駅伝に取り組み始めた前田選手ですが、1年生から3年生までの間に5000mのタイムを1分半も縮めています。
高校3年時に出した5000m13分56秒65は自己ベストとなっています。
高校時代に前田選手のポテンシャルがどんどん引き出されたことが分かりますね^^
そんな前田選手の高校時代の主な成績は、
- 高校2年生:兵庫県高校駅伝&近畿地区高校駅伝ともに区間賞!
- 高校3年生:兵庫県高校駅伝&近畿地区高校駅伝区間賞、インターハイ男子5000m4位(日本人トップ)、都道府県駅伝5区2位
区間賞ではどちらも10㎞の道のりを28分台で走るという抜群の早さ!
10㎞マラソンは40分を切ると上級者に分類され、陸上部でゴリゴリにやっている方でも早くて30分だといわれているので、前田選手の速さが分かるかとおもいます。
この校時代が、現在の前田選手の強さの土台となっているんですね!
前田和摩の出身中学と成績
前田和摩選手の出身中学は、兵庫県西宮市立深津中学校です。
こちらに通われている生徒さんのインタビュー記事を読むと、部活動や学校行事に熱心に取り組んでいる学校だという事が分かりました。
前田選手が中学時代に所属していた部活動は、なんと陸上部ではなくサッカー部の所属だったそうです!
駅伝に目覚めのも中学時代で、
- テレビで箱根駅伝をみてとりこになった
- 陸上部の顧問の先生に誘われて陸上部に入ったことで本格的に駅伝を学び始めた
がきっかけだったそうです。
また、陸上部に入る前に「助っ人」として出場していた駅伝大会で区間賞も取っていました↓↓
この他にも尼崎中学陸上競技大会の男子3000mで1位を獲得していたりと、中学時代からすでに頭角を現していたことがわかりました!
助っ人で出場して区間賞なんて、かっこよすぎます・・・!
まとめ
以上、前田和摩選手が東農大に進学した理由や高校中学時代の成績についてご紹介しました!
中学時代はサッカー部で助っ人として駅伝に参加していたようですが、その堂々たる走りっぷりは他の陸上部から「あいつは誰だ」と驚愕されるほどの実力だったそうです。
高校でたたき上げられた素晴らしい走りで今回東農大を箱根駅伝出場に導きましたが、まだ1年生の前田選手の今後の成長がとても楽しみですね^^
今後も応援していきたいと思います!
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