2023年史上最年少でタイトル獲得を果たした囲碁の仲邑菫・女流棋聖が、韓国に移籍するというニュースが流れてきました!
現役中学生の女流棋士という事でこれまでも何度も話題になっている注目の棋士です。
そんな仲邑菫さんは、実力も折り紙付きですが、いったい年収はどれくらいになるのでしょうか?
また、これだけ素晴らしい才能をお持ちの菫さんを育てたご両親や教育方針なども気になります。
そこでこの記事では
- 中邑菫の年収や実力実績は?
- 仲邑菫の両親はどんな人で教育方針は?
- 中邑菫のプロフィールや学歴(小学校・中学校)
など気になる事をまとめてみました!
仲邑菫の年収と実力がスゴイ!
中邑菫さんの年収は公表されているわけではないのでハッキリと言えませんが、実力や成績、ネット上での予測値を踏まえると給料は500万円前後ではないかと思われます。
その理由を説明しますね。
囲碁のプロ棋士は、
- 日本棋院から支払われる給料(基本給+対局数や成績によって変動する変動給)
- タイトル獲得時の賞金
が主な収入源となっています。
日本棋院からの給料については詳細データが公表されていないのですが、一般的にタイトル獲得のない棋士の年収が300万円ほどだと言われています。(講師やアマチュア大会の審判などの副業を入れても、400万円前後なのだとか。)
しかし中邑菫さんはこの“一般的”にはおさまらない実力の持ち主!
- 2019年(10歳0ヵ月)に「英才特別採用」で史上最年少プロ棋士デビュー
- 10歳4か月で公式戦初勝利(最年少記録)
- 13歳0ヵ月で女流名人戦のタイトル挑戦権獲得(史上最年少)
- 13歳11か月でタイトル獲得(最年少記録)
ずらっと並ぶ「史上最年少」や「最年少記録」の文字・・・
パッと見ただけでも中邑菫さんの実力がどれだけすごいのか分かりますよね!
ざっくりの見積もりですが、そんな中邑菫さんの実績を加味すると、お給料は一般棋士の1.5~2倍近くは発生していてもおかしくないのではないでしょうか。
また、2023年には『第26期 ドコモ杯 女流棋聖戦』で初タイトルを獲得し、優勝賞金500万円!!
このタイトルだけでも500万円の収入が確定しているわけですから、中邑菫さんは普通のサラリーマンと同等かそれ以上の年収を稼ぎ出していることになります!
年収500万円以上の中学生なんて、なかなかいませんよね^^
囲碁の年収ランキングは?
囲碁のプロ棋士の給与年収ははっきりとした統計が出ていませんが、2022年の獲得賞金のランキング情報があったので参考としてご紹介しますね!
順位 | 囲碁プロ棋士 | 賞金 |
1位 | 井山裕太 | 9,160万円 |
2位 | 一力遼 | 7,510万円 |
3位 | 芝野虎丸 | 5,081万円 |
4位 | 許家元 | 3,180万円 |
5位 | 上野愛咲美 | 2,874万円 |
1位は囲碁プロ棋士の中で初めて七冠を達成した井上裕太プロです。
これは賞金だけの金額なので、給料を合わせれば億超えとなりそうですね!
中邑菫さんは年収500万円以上の中学生という事だけで十分スゴイのですが、まだまだ上には上がいます!!
女流棋士として初の1億円超えを是非目指してほしいですね^^
仲邑菫の両親は?
素晴らしい実力をお持ちの中邑菫さんですが、どんなご両親なのか気になりますよね。
実は、父親はプロ棋士の仲邑信也9段、母親は囲碁インストラクターの仲邑幸さんということで、まさに囲碁界のサラブレッド!
しかも、父方の祖父も囲碁の高段者で、母親の妹もプロ棋士なんだそう。
囲碁の名門の血筋なんですね。
そんな環境で幼いころから囲碁の腕を磨いてきた菫さんですが、囲碁の本場である韓国で年下と対戦して負けた時には「人生終わった」と大号泣したのだとか・・・
それに対してご両親は「負けず嫌いで、囲碁にはいいんでしょうけど、ちょっとキツすぎて…」と複雑なコメントを残したそうです^^;
両親の教育方針
幼い頃から囲碁の英才教育を受けてきたであろう中邑菫さんですが、ご両親はどんな教育を行ってきたのかも気になったので調べてみました。
あまり詳しい情報は分からなかったのですが、「考える力を養う」という事がキーポイントだったようです。
菫さんに最初に囲碁を教えたのは母親の幸さんでしたが、毎日対局しながら詰め碁などの問題を解いては力をつけ、寝る前にも、トランプやカルタなどのカードゲームを通して考える力を養ったそうです。
また、モンテッソーリ教育を取り入れていたという情報もありました。
モンテッソーリ教育は将棋の藤井聡太さんが受けた教育法としても有名で、「自分で学ぶ力」や「考える力」を養い、子供本来の力を引き出す効果があるそうです。
今日の中邑菫さんのご活躍は、元々のポテンシャルは勿論のこと、ご両親の教育やサポートがあってこそなのでしょうね^^
仲邑菫のプロフィールと経歴
- 名前:仲邑菫(なかむらすみれ)
- 誕生日:2009年3月2日
- 出身地:大阪府大阪市
- 在位中タイトル:女流棋聖(2023年2月現在)
中邑菫さんは3歳から囲碁を始め、なんと3ヵ月でルールを覚えたそうです。
5歳のころにはアマチュア戦で優勝し、8歳には囲碁の本場である韓国に家族一家でソウルへ引越し短期留学!
韓国で修行するために両親の通訳代わりになるほど韓国語を完璧にマスターしたそうです。
学校に通いながらも平日は1日6時間、休日は1日9時間を囲碁の勉強に費やしていたという努力家!
そのかいあって実力も折り紙付きです↓↓
- プロデビューした年(2019年)の通算成績は17勝7敗で同期では最多勝利&最高勝率
- 2020年の年間成績は21勝17敗
- 2021年の年間成績は43勝18敗。(七大タイトル賞金ランキング女性5位)
- 2022年の年間成績は48勝22敗。(勝利数は日本棋院第3位)
「将来は世界一の棋士になる」と幼いころから夢を語っているという菫さんですが、実績を見ると本当に実現していしまいそうな気がしていしまいます^^
仲邑菫の小学校・中学校はどこ?
中邑菫さんは元々大阪府此花区にお住まいで、高見小学校という所に通っていたそうです。
「自分で考え、豊かな心を持ち、たくましく生きる子供の育成」を方針にしている学校で、まさに中邑菫さんを育てたご両親の教育方針とも合致していますね!
中学校については、東京の学校という事は分かっているのですが特定はできませんでした。
菫さんは現役中学生なので、防犯の意味もあって情報は公開していないのかもしれませんね。
まとめ
以上、仲邑菫さんの年収と実力、ご両親と教育方針など気になる事をまとめました!
囲碁界の天才と呼ばれるだけあって、実力に伴った年収やこれまでの経歴は素晴らしいものでしたね。
これだけ稼いでいる中学生も珍しいのではないでしょうか^^
韓国移籍のニュースがありましたが、今後の更なるご活躍が楽しみで目が離せません!
これからも応援したいと思います!
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