女の子が初めて迎える3月3日の節句に、健やかな成長と幸福を願って飾るのが雛人形です。
雛人形も最近は初節句ではなく、ベストな時期に購入されるお家も増えてきました。
雛人形は買うとなると高いので、なかなか即決しづらい面もあります。
他のものと違って、雛人形の安い時期はないのでしょうか。
ちょっとお得に買えるならセール品も考えてみたいし、いざ買うときの時の雛人形の選び方も気になってきます!
そこでこの記事では、
- 雛人形の安い時期はないのか
- セール品や購入時の注意点は?
の他、雛人形は本来いつ頃買うのがベストで、誰が買うのが一般的なのか、など気になる事についてもご紹介していきます!
雛人形の安い時期はいつ?
雛人形が安い販売時期は、いくつかあります。
一番雛人形が安い時期で、種類が多いのは11月から12月とされています!
また、他の商品ならセールの時期なのに、雛人形の場合は安くならない時期もあります。
それぞれ時期ごとに理由もあわせてご説明します。
雛人形が安い時期は11月から12月!
1年でもっとも雛人形が安い時期は11月から12月です。
また雛人形の種類も豊富です!
理由をご紹介します。
- 雛人形の新作発売は12月からなので、その前に昨シーズンの雛人形を安く売り出す。
- 雛人形の新作発売に合わせて、早期の予約で「早割」がある店舗もある。
- 11月から12月にかけて、昨シーズンものと新作が出ていて雛人形の種類が豊富。
- お店がまだ混んでいないのでゆっくり見て検討できる。1月は繁忙期なので混みあう。
2月はセールで安くならない?
多くのお店が決算期を迎える2月頃からセールでは?と思いますが、雛人形にはあてはまりません!
その理由は以下の通りです。
- 雛人形は立春(2月4日くらい)の大安に飾るとよい、といわれている。2月までに雛人形を買う方が多いので、今どきのものや人気があるものは1月から2月初旬で売り切れる。
- 雛人形は昨シーズン物でも品質が下がるものではないので、大幅に値段を下げる必要がない。
決算期でも、在庫処分セールなどをする必要がなければ安くはならないですよね!
お店によっては2月になったら特別割引してくれる場合もあるのですが、その時にならないとわかりません。
また、確実に欲しい雛人形が安くなるかはわからないので、割引を待つ段階で売り切れてしまう可能性もあります。
オフシーズンの夏は安くならない?
雛人形にとってはオフシーズンといえる夏は安くならないのでしょうか。
残念ながら、夏も安くならない場合が多いようです。
そもそも、雛人形を販売していない店舗が多くなってきます。
シーズンオフに雛人形を入手したい場合には、インターネットでの購入か人形専門店での購入になるでしょう。
ただこの場合は、早割はなくセール品でもないので定価で購入となります。
以上のことから、雛人形を安い時期に買いたい時に、一番お得なタイミングは11月です。女の子の大切な行事であり成長のお守りともなる雛人形ですから、納得のいくものを比較検討し、お得に入手したいですね!
雛人形を安く購入する方法
雛人形を安い時期に買う以外で、お得に買う方法もあります!
方法と注意点をあげてみます。
雛人形のセール品を購入する
あまり情報がありませんが、雛人形の安い時期以外にセール品として特別に安くなることもあります。
- 展示品だった雛人形(新古品)
- 返品されて再販売されている雛人形(商品不具合等)
- 人形専門店が早く完売したい雛人形(←参考;ひなせい メルマガ登録でクーポン発行アリ)
上の3つの雛人形です。
安くはなっているのでお買い得ですが、展示中だったり不具合で戻ってきたりしたものを了承のうえで買う形となります。
雛人形のセール品を買う店舗が信頼のおける店舗か、ネットの口コミなどでよく確認してから決めましょう!
3つ目の人形専門店で特定の雛人形を安く売る場合は、品質はおすすめですが数量が限られるので、いいものは早く売切れになります。
人形専門店以外のところからの購入する
メルカリなどで個人取引をする形です。
こちらは、個人の方のものを自分で選んで購入します。
立派な雛段の雛人形もありますし、親王飾りやもっとコンパクトなものもあります。
ご自宅で飾らなくなった雛人形を捨てるにはしのびなく、誰か次の方の手にお渡ししたい、という気持ちが伝わります。
女の子のお守りを譲っていただく形で安く購入する、これは現代のリサイクル、リユースの考え方にも添ったものではないかとも思えます。
気が付いたらいつの間にか雛人形を買う時期を逃していた!の投稿をX(旧Twitter)でもみかけます。買いそびれたので、今年こそ!と力が入っている方もおられるので、検討中の方はぜひ少しでも安い時期に雛人形を見に行きましょう!
雛人形の選び方のポイントは?
雛人形を安い時期に買いに行く!となった時に、どのように雛人形を選べばいいでしょうか。
雛人形の選び方にはいくつか判断するポイントがあるので、ご紹介します。
- 飽きがこないベーシックなデザインの雛人形
- 雛人形のアフターフォロー
- ご家庭に合った収納方法
雛人形のデザインがあまりにも今風だと、すぐに飽きてしまいます。
女の子が成長するまで何年も出して飾るものなので、流行りだけでなくベーシックで長く飾れるものかを考えます。
さらに、雛人形のアフターフォローが可能か確認しておきましょう。
雛人形は出しているよりも収納している期間が長いものなので、保管状況によってはカビが生えてしまったり髪の毛が抜けたりする場合があります。
購入後の雛人形のことをお店側に相談できると安心です。
また雛人形の大きさが、ご家庭の共有スペースに置けるものかと、収納する場所があるかを検討しましょう。
何段もある雛人形は立派で華やかですが、その分場所を大幅に必要とします。
一度出したら節句が終わるまでは片づけないので、家族の動線をさえぎらないかの注意が必要です!
片づけ時も換気が悪いと雛人形のカビの原因にもなるので、虫干しなどの時に出し入れがしやすい収納がおすすめです。
家族構成や住環境、お部屋のインテリア、収納スペースから検討してベストな雛人形を入手しましょう!
雛人形購入について気になること!
「雛人形 安い時期」を検索していく中で、雛人形のお値段以外にも気になる疑問が出てきますね。
「いつ頃購入するのがベスト?」とか、「雛人形が安い時期といっても、だれが買うもの?」などです。
雛人形はお手頃価格から上は100万円を超えてくるものまで、価格帯が幅広いので購入前に色々と知っておきたいところです。
そこで、気になるあれこれについてまとめてみました。
雛人形はいつ頃購入するのがベストですか?
雛人形を安い時期に購入したい場合、一番お得に買えるのは11月から12月です。
お値段の話ならその時期なのですが、「気に入ったものをたくさんある中から選びたい」場合は、少し時期が変わり12月から1月となります。
- 12月に新作が発表されるが、雛人形によっては1月に発表になるものがある。
- 数が一番そろう時期なので、色々見て比較検討できる(人気のものは売切れ注意!)。
- 購入から配送にかかる時間も計算しておく(節句に間に合わなくなる場合もあるため)。
お値段は関係なく、ちゃんとしっくりくるものを選びたい場合は12月~1月の商品種類が豊富な時期を狙いましょう!
雛人形は誰が買うのが一般的?
雛人形を誰が買うかというと、慣習としては「赤ちゃんのお母さん側の実家が購入」する形が多かったようです。
今まではそうだったのですが、最近はバリエーションがあります。
- 赤ちゃんの親(パパ・ママ)のみで購入
- 赤ちゃんの親の実家が、それぞれお金を出しあって購入
- 赤ちゃんの親の実家のどちらかが、雛人形を購入して贈る
雛人形そのものをお断りされる方もおられ、その場合はお祝い金をいただいたとのことでした。
誰かが買うよね、と思っていたら誰も手配しておらず間に合わなかった方もおられたようです!
赤ちゃんの成長と幸福を願ってするお祝い事の行事なので、親(パパ・ママ)、赤ちゃんの両祖父母の方で話し合って決めるのが一番いいでしょう。
まとめ
雛人形の安い時期はないのか、セール品についてや購入時の注意点、雛人形の選び方あれこれについての疑問などについてご紹介してきました。今までの内容をまとめてみます。
雛人形の最も安い時期 | 11月から12月 |
雛人形が豊富な時期 | 12月から1月 |
2月や夏は安い? | 2月決算期、オフシーズン夏のセールはない (店舗によってはあるが、多くの店舗ではやっていない) |
雛人形のセール品は? | ・展示品だった雛人形(新古品) ・返品後、再販売されている雛人形(商品不具合等) ・人形専門店が早く完売したい雛人形 などがある |
その他の購入方法 | メルカリで個人購入する |
雛人形の選び方 | ・飽きがこないベーシックなデザインの雛人形 ・雛人形のアフターフォロー ・ご家庭に合った収納方法 |
雛人形を誰が買う? | ・赤ちゃんの親(パパ・ママ)のみで購入 ・赤ちゃんの親の実家が、それぞれお金を出しあって購入 ・赤ちゃんの親の実家のどちらかが、雛人形を購入して贈る |
女の子の健やかな成長と幸せをみんなで祝福し、見守る特別な日が雛祭りです。その日に飾る雛人形は、みんなの気持ちがこもった特別なお守りとなります。いつ、どんな形でどんな雛人形を購入するのかはご家庭によってさまざまですが、雛人形に託した皆さんの思いが一番の宝物となるでしょう!
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