「池江璃花子」と聞けばスポーツに疎い人でも、数年前に日本記録を更新し優勝したスーパー高校生を思い浮かべるくらいとても有名な方だと思います。
日本の期待を一心に背負っていたものの池江璃花子選手は白血病と判断され闘病生活を強いられますが、現在は見事復活しパリ五連を目指しているそんな競泳選手です。
池江璃花子選手ほどの子どもを育てあげた母親は一体どんな方か気になります。
調べてみると、母親は宗教にハマっているという噂がちらほら見受けられました。
今回は宗教にハマっているという噂を調査しつつ、池江璃花子選手を育てた教育方針とは一体どのようなものだったのかまとめます!
池江璃花子の母親が宗教にハマっていると言われている理由
まず、池江璃花子選手の母親はなぜ「宗教にハマっている」などの噂があるのでしょうか。
お母様は池江璃花子選手含む3人の子供たちをシングルマザーでありながら育てあげています。
とても熱心な教育ママだったようで、現在は七田式チャイルドアカデミー(現在のEQWELチャイルドアカデミー)という幼児教育を行う本八幡教室の代表を務めています。
宗教にハマっていると噂されているのは、池江璃花子選手が白血病になり、その闘病中に出会った「なべおさみさん」との関係がそのように言われているのではないかと感じました。
なべおさみとの関係は?
では、その「なべおさみさん」とは一体どんな方でしょうか。
なべおさみさんは、吉本所属の芸人さんであり、俳優さんでありマルチに活動している80代半ばのタレントさんです。「なべやかん」さんのお父様にあたります。
実は、池江璃花子選手の白血病からの復活にも関わったとも噂されています。
なぜなら、池江璃花子選手がなべおさみさんが行う「手かざし療法」を受けていたからです。
「手かざし療法」というのは、手をかざすだけで相手の病が治癒するという不思議な施術ですが、この療法を池江璃花子選手が受けていたというのです。
本人同士は否定していますが、池江選手の入院に病室でも行い、退院してからはなべおさみさんの家に池江選手が数回訪れているところを週刊誌に撮られています。
「手かざし療法」はなべおさみさんとは関係はない宗教団体が行う治療法に似ていることから「宗教色が強い」治療法です。
お母様はどうにか池江璃花子選手を治したくて「なべおさみさん」を紹介してもらい、この治療を受けさせたことがきっかけで宗教にハマっているという噂となりました。
確かに、白血病は難病ですので藁おもすがる気持ちはわからなくもありません。
池江璃花子の母親の仕事は七田式?
池江璃花子選手のお母様はシングルマザーで3人兄弟を育てあげました。
先ほども述べたように池江璃花子選手のお母様の仕事は七田式チャイルドアカデミー(現在はEQWELチャイルドアカデミー)の代表を務めています。
勤務先は本八幡校だそうです!
七田式チャイルドアカデミー(EQWELチャイルドアカデミー)とは七田眞(しちだまこと)さんによって開発された七田メソッドを取り入れた幼児教室です。
何より褒めて心を育てる「心の教育」を大切にしています。
七田式教育はスピリチュアル?
七田式とは簡単にいえば、「知識を教える」教育ではなく、「子供が本来持つ、知能や才能を引き出す」教育です。
「右脳のトレーニング」をすることで自分の中に眠っている能力を開花させるということです。
フラッシュカードやイメージトレーニング、暗唱を用いることで右脳を開発し“夢の実現”“高速大量記憶”や“多言語習得”ができるようになるというのです。
七田眞氏の著書では、
- 右脳のイメージする力は身体の組織、器官、細胞まで交信できる
- ガンさえも治す力がある
と書かれていました。
また、右脳には共振共鳴機能があると言います。
全てのものはそれぞれ見えない波動を持っているので、その対象物の発する固有波動を情報として受け取る機能のことだそうです。
この機能を用いてカードを裏にしても何が書いてあるか波動で情報をキャッチする取り組みが教室で行われています。
七田式教育は科学的根拠はあると言われているようですが、「ガンさえ治す」「波動」といた言葉のイメージが先行し、スピリチュアル感が少し強めな感じと思われているようです。
池江璃花子の母親は教育ママだった?
池江璃花子選手の母親はとても熱心な教育ママだと言われています。
幼児教育の教室代表されている方なので、それほど子供の教育には重きを置いているようですね。
池江璃花子選手はお腹の中にいる時から早期教育を開始し、お姉さんも1歳から水泳を習わせていたそうです。
幼い時から「うんてい」をすると脳の働きが良くなると知ったお母様は0歳からうんていにどんどんぶら下げて刺激したり、おむつ替えの時は赤ちゃんの池江璃花子選手に自ら指を掴ませて起こすなど日頃から刺激を与えたようです。
その結果、生後半年には池江選手が親の親指を握らせぶら下がる事もできたのです。
どんどん運動感覚をつかんだ池江選手は2歳前には逆上がりができるようになり、3歳の時から週1回の水泳を開始し持ち前の運動能力を発揮して今に至るようです。
池江璃花子の食事管理も徹底!
お母様は教育ママなだけではなく、食事管理も徹底していたようです。
きっかけは、池江璃花子選手が小学校6年生の時に全国からトップ選手を集めた合宿がありました。
その時期から親への栄養指導もあったこともあり、熱心になったようです。
例えば、
- 食品添加物をチェックする。
- 玄米と有機野菜を中心とした食事にする。
- おかずはなるべく魚介類にする。
- おかしやジュースは一切飲ませない。
- 苦手な食べ物でも食べないと終わらせない。
- おやつはとうもろこしかお芋にする。
- インフルエンザ予防のために飲料タイプのヨーグルトを飲む。
- 旅行先でソフトクリームを食べるときは3人兄弟で1個にする
などがありました。
アスリートを育てるには親も子供も徹底的に取り組まないと世界と戦うのは難しいのだと感じました。
池江璃花子の気になること!
これまで、池江璃花子選手のお母様を取り上げてきましたが、池江璃花子選手の本人のことも少し取り上げたいと思います。
白血病を乗り越え、2023年に大学を卒業され新しい道を歩み始めた池江さんは現在はどのような経緯で所属先を決めたのか、結局池江選手は何がすごいのかを調べてみました。
池江璃花子の就職先はどこですか?
池江璃花子選手は2023年4月1日より所属先を横浜ゴム株式会社と契約を結ぶことを発表しました。
横浜ゴム株式会社とはタイヤ・ゴムメーカーです。
池江さんと接点がないように思いますが共通目標はあり契約したとのことです。
その共通の目標とは「世界トップ」になることです!!
横浜ゴムの行動指針は「自らを鍛え、自己ベストに挑戦する」というもので「昨日を超え、今日を超え」て世界トップになるという気持ちと池江選手も一緒に世界トップを目指したいという気持ちが同じだったと語っています。
これにより、社会人として2024年パリ五輪を目指すことになりました。
池江璃花子の名言は?
池江選手は世界との戦いや白血病との戦いなど若いながらたくさんの壁を乗り越えてきました。
池江璃花子選手だからこそ言える名言をご紹介します。
出るレースは全部、日本新記録を出すという思いです
数々の種目で日本記録を塗り替えていく池江選手の強い信念が感じられます。
こう強い気持ちがあるからこそ結果がついてくるんですね!
人にできたことは自分もできると思うんです
池江選手が戦うバラフライや自由形は体格差が出やすく日本の選手は勝ちにくい種目です。
しかし、テクニックと精神力があれば勝負できるといい「人にできたことは自分にもできると思うんです。」と、逃げずに自分というものを鍛え上げる強い志が感じられました!
未来は自分で変えていくものだと思っている
池江選手は白血病から復活したものの、練習についていけない日々が続きましたが諦めることはなく1年後に東京オリンピックに出場しました。
しかし、自分はまだ世界に通用しないことが改めてわかったのです。
タイムも良くない、自信もないが、未来は自分で変えていくものなので、自分がどう過ごすかでパリ五輪につながるといい、心に秘めた熱意が感じられました!
池江璃花子 何がすごい?
池江璃花子選手がすごいことは皆さんご存氏かと思いますが、具体的に何がすごいのか?表にまとめてみましたのでご紹介します。
2014年:中学1年生 | 13〜14歳の区分のジュニアオリンピックカップ春季大会で50m・100m自由形で中学記録を更新し優勝 |
2015年 | ・日本選手権50mバタフライで優勝 ・ワールドカップ東京大会で100mバタフライで日本新記録更新、優勝 |
2016年:高校1年生 | リオオリンピックにて日本人選手最多の7種目に出場し100mバラフライで5位入賞 |
2017年 | 日本選手権では女子史上初となる5冠を達成 |
2018年 | アジア大会では女子史上初となる6冠を達成 大会最優秀選手(MVP)に選出 |
2019年 2月 | 白血病白血病と診断され治療開始 |
同年12月 | 退院 |
2020年8月 | 東京都特別水泳大会で実戦復帰 |
2021年 | ・日本選手権水泳競技大会で50m・100mのバタフライと自由形で優勝 ・リレー種目での東京オリンピック代表権を獲得 ・東京オリンピックで女子4×100mメドレーリレーでは決勝に進出 |
この数年で記録を更新し続け、結果を残している池江選手の強さのポイントは泳ぐための“肩の柔らかさ”と“力強さ”です。
そのために水の中で「ひとかき」すると人よりも長いことが特徴です。
また、それだけではなく「気持ち」が強いこともポイントだと感じました。
選手として絶頂期に白血病に罹り生きていることが奇跡というほどしんどい日々を過ごし、ぽろっと死にたいと言ってしまったことがあるそうです。
しかし、投薬1クールが経過し一時退院すると、外泊できたこと、車に乗れたこと、外食したこと全てが幸せと感じたというのです。
苦境に立たされていても、幸せを感じたり前向きに考えることができるのは本当にすごいと感じました!
まとめ
池江璃花子選手のお母様ははっきりと宗教にハマっている訳でもなく、娘である池江璃花子選手を育てた幼児教育の環境や白血病という難病をどうしても良くしていきたい親心からくるものでした。
親のエゴかもしれませんが、子供に良い環境を提供したい気持ちやどんな方法でも子供を病気から救いたい気持ちはわからなくもありません。
それが宗教やスピリチュアルと言われようと、池江璃花子選手を育てあげたことには変わりませんし、実際素晴らしい屈さないメンタルを持ち、抜群の才能を開花させました。
今はまだ世界に通用しないと本人が自覚していてもパリ五輪に向けて日々トレーニングを行う池江璃花子選手の今後の活躍が楽しみです!
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