仕事中、時計をチラチラ見ながら「なかなか時間が進まないなあ・・・」と思った経験のある方は多いのではないでしょうか。
学生の方であれば、学校での授業中、部活、机に向かって勉強しているときやバイト中など、こういう経験のある人の方が多いかもしれませんね。
こういうとき、時間が早く感じる方法があれば助かりますよね!
この記事では、仕事中などのそんなときに使える、時間の流れを早く感じる方法についてお教えしたいと思います!
仕事の時間が早く感じる時ってどんな時?
まず、時間が早く過ぎる方法をお伝えする前に、みなさんはどんなときに時間の流れを早く感じるのかを見ていきたいと思います。
時間の流れは誰しも平等ですが、どんな時に時間が早く過ぎるのか?この根本を理解して頂いたうえで、具体的な“時間が早く過ぎる方法”をお伝えしていきたいと思います。
皆さんが時間の流れを早く感じる時、それは・・・
- 忙しい時
- 楽しい時
いかがでしょうか?
身に覚えがあるのではないでしょうか?
仕事で資料の作成や来客の対応に追われているときや、
家で子どもの送り迎えやご飯の準備でバタバタしているとき・・・
やらなければいけないことがたくさんあって、無我夢中でこなしているときは、ふと時計を見て「え!?もうこんな時間!?」と驚くことが多い気がしますね。
また、気の合う友達とばったり会っておしゃべりしているときや好きな人とデートをしているとき、趣味に没頭しているとき。
こんなときも、「あれ、もうこんな時間か!」となってしまうこともよくありますよね。
つまり、集中しているときや夢中になっているときに時間が早く感じると分かります!
時間が長く感じるのはなぜか?
それでは、逆にどんなときに時間が経つのが長いと感じるのでしょうか?
これもいくつか挙げてみましょう。
- 退屈なとき
- 恐怖を感じているとき
病院の待合室で名前を呼ばれるのをずっと待っているときや、あまり興味のない話を延々と聞かされているときをイメージしてみてください。
・・・こういう時はとっても退屈ですよね。
絶対に時計をチラチラ見てしまいます(または猛烈に時計を見たくなっちゃいます)。
このように、受け身の姿勢を強いられている時、人は退屈で、時間が長く感じられるのでしょう。
恐怖を感じている時はいかがでしょうか?
先ほどの「退屈を感じているとき」とは全く種類が違います。
例を挙げると、バンジージャンプを飛ぶときがこれに当てはまるのではないでしょうか。
装具をつけている時間、ジャンプ地点まで歩いていく時間、実際に落下していく時間・・・。
恐怖心の中では、一つひとつの時間がかなり長く感じられることでしょう。
時間が長く感じられるときを2つ挙げてみましたが、私たちが体験することの多いのは、やはり「退屈なとき」だと考えられます。
この「退屈なとき」に、時間が早く感じられる方法についてご紹介していきましょう。
仕事の時間が早く感じる方法9選
ここからは、仕事中など退屈で時間が長く感じられるとき、どうすれば時間の流れを早く感じられるようになるのか、具体的な方法をご紹介していきたいと思います。
時間が早く感じるときというのは、「集中して夢中になっている時」と「楽しい時」でしたね。
これが、退屈なときに使える、時間が経つのが早く感じられる方法のヒントになります。
それではいってみましょう!
①時間を無視する
方法としては、時計を見ない事です。
退屈なときはついチラチラと時計を見がち。
しかし、時計を見るたびに「え、まだこれだけしか時間経っていないの〜?」とがっかりすることがほとんど。
よけいに今の状態を苦痛に感じてしまいます。
そのため、時計を見たくなってもいったん我慢してみることで、目の前の事に集中できるようになるという効果が期待できます。
それに、時計を見なければ、いつまでも進まない時間にイライラすることもなくなります。
ただ、「見ない、見ない・・・」と意識しすぎると、今度は時計を見ないでいることが苦痛になることも(笑)
そんなときはまた別の方法を試してみましょう!
考えごとで気をまぎらわせる
考えごとをしていて、ふっと気がついたときには何分も経っていた・・・ということ、多いですよね。
考えごとも様々ありますが、夢中で考えてしまうようなことって、以下に挙げたようなことではないでしょうか。
②自分にとって大事なこと
自分にとって大事なことというと、まず思い浮かぶのは将来のことです。
例を挙げると、進路、就職、転職、結婚、子どもやお金のことなど。
かなり集中して考えてしまいそうなことばかりですね・・・。
③自分の大好きなことや趣味に関すること
例えば、おしゃれが好きな人は今季どんな服を着るか、どんなメイクをするか、考えているとあっという間に時が経ってしまいそうですね!
車イジリが好きなら、次はどんなパーツを揃えようとか、どんなデザインにしようかなんて考えると、だんだん楽しくなってくるのではないでしょうか^^
次にどんなことをしようか?とワクワクするようなことがあると、時間の流れも速く感じる事でしょう!
④今後の予定
すぐ近くに迫っている予定を考えるのも、時間が早く感じられる方法として効果的です。
仕事が終わって帰宅したら何をするかということから、今後一週間や一ヶ月間の予定まで。
考え始めると細かく予定を立てたくなって、ついつい長くなってしまいますね。
⑤妄想をする
妄想というと聞こえが悪いかもしれません(笑)
空想や想像をすることなのですが、いくつか想像のネタを挙げておきます!
- ドラマに出るならどんなドラマ、どんな役がいいか
- 生まれ変わるなら誰がいいか、何がいいか
- 特殊能力を持てるとしたらどんな能力がいいか
- 自分を動物に例えるなら/家電に例えるなら
↑最後の想像ネタは就職面接などで一風変わった質問として出てくることもあります!
その練習として取り組んでみるのもいかがでしょうか^^
⑥最近の出来事を思い出す
これはもはや脳トレに近い方法です!
直近一週間の晩ごはんや、最近読んだ本のあらすじなど、記憶のトレーニングとしてやってみてもいいかもしれません^^
目の前の作業に集中する
ここまでご紹介してきた方法は、気をまぎらわせて時間が早く感じられるようにする方法、すなわち気晴らしです。
ただ、理想は目の前の仕事や勉強、作業を退屈に感じずに楽しめること、集中できることですよね。
いくつかそのヒントとなる方法を次にご紹介します。
⑦今やっていることに別の意味づけをする
パリジェンヌの生き方を取り入れたライフスタイルを描き、ベストセラーになった「フランス人は10着しか服を持たない(ジェニファー・L・スコット著)」という本を知っていますか?
この本では、「家事をエクササイズにする」方法が紹介されています。
掃除機をかけながらフェンシングの「突き」のポーズを入れてみたり、椅子の足を拭きながらスクワットをしてみたり、単調な家事を体調維持に役立つエクササイズに変換しているのです。
作業が単純で退屈している人は、その作業に何か別の意味づけができないか考えてみると良いかもしれません。
⑧退屈な作業を楽しいことと組み合わせる
これまたベストセラーになった「エフォートレス思考(グレッグ・マキューン著)」という本では、「『楽しいこと』のビルディングブロックを用意する」という方法が紹介されています。
退屈なことや億劫なことと、楽しいことをレゴブロックのように組み合わせて一体化するという方法です。
(例)皿洗いをする(退屈、億劫な作業)+好きな音楽をかける(楽しいこと)
ディズニー音楽をかけて子どもたちと歌いながら皿洗いをしたら、あっという間に皿洗いが終わった、という一例が紹介されていました。
学校での授業を長くて退屈だと感じる方は、見ていてテンションが上がるような文房具(ペンケース、下敷きなど)を使ってみる、など楽しいことと組み合わせてみるのはどうでしょうか??
⑨ポモドーロ法を使う
「ポモドーロ法」とは、集中力と生産力を高められる時間管理術のことです。
仕事や勉強にオススメの集中法で、私もやっていますが、本当に驚くほど捗りますよ!
ポモドーロ法のやり方は、「25分集中+5分休憩=1ターン30分」を繰り返すというものです。
ただダラダラとやっていると作業は退屈なものになってきますが、区切りをつけると集中力は上がります!
YouTubeでポモドーロ法の動画なども上がっているので、興味のある方はぜひ調べてみてくださいね^^
時間が早く感じる方法の法則とは?
ここまでご紹介した方法は、どれも共通して脳内に『ドーパミン』を分泌させるという共通事項があるといわれています。
ドーパミンは楽しいときや目標を達成したとき、集中して夢中でノッている時にも快楽物質として分泌されるそうです。
この「ドーパミン」は体感時間を短くすると言われています。
時間が短く感じられる方法の例を紹介しましたが、いかにドーパミンを分泌させるか?といった法則を自分で理解しておくことが重要になります!
時間が早く感じる方法はおまじないもアリ?
上記の方法とは別に、時間が短く感じられるおまじないもあります!
試してみると面白いかもです^^
緑色のペン
ペンで右手の親指内側に目のイラストを小さく描く、というおまじないです。
朝起きてすぐやるとより効果的だそうです!
仕事運アップにもなるそうです。
「幸福駅行き切符、発行いたします」と唱える
- 「幸福駅切符、発行いたします。発行いたしました。発車いたします。」と小さな声で唱える
- 自分が汽車に乗っている風景を思い浮かべる
- 最後に「完了しました」と唱える
これは感謝の気持ちをおまじないにしたものと言えますね。
何かに感謝の気持ちをもつと、自律神経が整うという効果があるそうなので、気持ちが落ち着きそうですよね。
歳をとるにつれて時間が早く感じるのはなぜ?
ここまでご紹介した方法とは違う趣向で、もう一つご紹介したいと思います。
皆さんは「ジャネーの法則」というものをご存知ですか?
若い人は年月を長く感じ、年長者はより短く感じるという現象を説明したものです。
例えば、50歳にとって1年の長さは人生の50分の1ですが、5歳にとっては1年の長さは人生の5分の1です。
生きてきた年数によって、自分の人生における1年の比率が変わってきます。
このことから、「人生のある時期における時間の感じ方は年齢と反比例する」ということが言えるのです。
まとめ
以上、時間を早く感じる方法9選でした!
「退屈だな〜」と感じるとき、以上で紹介した8つの方法をぜひ使ってみてください!
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