最近、SNS上で目立つ言葉に自然界隈(しぜんかいわい)というものがあります。
これは、若者がSNSで自然を楽しむ画像を投稿する時、ハッシュタグなどで使われる言葉らしいのです。
ところで自然界隈ってどういう意味なのでしょうか。
またXなどのポストで使う時には、どういう使い方をするのでしょうか。
ちなみにこの「自然界隈」のSNS上の使い方を気持ち悪いとするユーザーもおられるようです。
そこでこの記事では、今SNS上で人気の「自然界隈」にスポットを当てて意味や使い方、使う場面の例、意見いろいろをまとめてご紹介します!
自然界隈について興味のある方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
自然界隈ってどんな意味?
自然界隈の意味は、ざっくり言うと「山・川・海などの大自然と触れ合う画像を、SNSに投稿する際につける言葉」です。
そのまま自然界隈と書き込む場合も、ハッシュタグで付ける場合もありますね。
自然界隈が言葉としてすでにあるのではなく、トレンドワードで、ネットスラングと思われます。
TikTok、インスタグラム、Xなどで頻繁に出てきます!
5月23日放送、朝の情報番組「ZIP」の「投稿急増・自然界隈の楽しみ方」で特集されました。
その中で取り上げられていたのは「渋谷区ふれあい植物センター」で、ここが自然界隈人気スポットになっています。
渋谷駅から徒歩10分圏内で駅近・自然界隈です!
自然というと、山や川、海へ出かけていくものというのが一般的ですが、少し違う使い方のようです。
自然界隈は、どういう風に使うのかをご紹介します!
自然界隈の使い方は?
自然界隈は、いろんな使い方がイケるようなので、使い方をまとめました。
- ハッシュタグでつけてフォロワーを増やす、拡散する
- 文中に入れて動詞代わりにする(「自然界隈する」のように)
「自然界隈ファッション」という映えを狙った洋服のコーディネートもあるそうです!
具体的には、
- アウトドアミックスのファッション(釣りや登山など、アウトドアアパレルブランドをファッションに取り入れる)
- 全身使い、というよりはスニーカー、マウンテンパーカー、アノラック、リュックなどのアイテムに使う
あくまでもアウトドアミックスなので、街着の延長というか割とカジュアルな印象ですね。
ハイキングやトレッキング、マリンスポーツは本格的に始めるとお金も時間も体力も必要です。
一歩を踏み出すにはちょっと敷居が高いのですが、「自然界隈」だったらお散歩の延長みたいな感じで気軽に始められるのかもしれませんね。
まずは「自然界隈」でカジュアルに身近なところで楽しんで、関心を持ったら装備を揃えて本格的なアウトドアにチャレンジ、というのがおすすめです。
自然にはいろいろな面がありますから、安全面の確保と準備はしておきましょう!
自然界隈という言葉や使われ方が好きではない、というご意見もあるようなので、そちらもご紹介します。
自然界隈が気持ち悪くて不快?
普段から自然の中で仕事&生活をされている方、趣味でアウトドア活動をされている方からは厳しいご意見(アドバイス)も出てきました。
- トレンドになってしまったら、軽装で登山などに行く人が増えてヤバい
- 写真を撮るため、映えるために出かけてくるのがおかしい
- 機能性よりおしゃれ重視のファッションが許せないし、危ない
普段から自然の中で生活している方、自然が仕事の方にとってはイライラする言葉かもしれません!
自然をなめるな!的な感じです。
↑こういうご意見も見受けられました。
まずは自然界隈の体験をすることから入って、そこから自分の好きな分野、興味がある分野へとステップアップしていければ素敵です。
SNSを有効活用して自然界隈し、自分と自然を見つめ直すきっかけになればいいのではと思います!
自然は奥が深いです。
入口は自然界隈から入って、気づけばアウトドアまっしぐらになるかもしれませんね!
自然界隈まとめ
ここまで、今話題の自然界隈についてご紹介してきましたので、おさらいします。
自然界隈 | (しぜんかいわい) |
意味 | 山・川・海などの大自然と触れ合う画像を、SNSに投稿する際につける言葉 |
使い方 | ・ハッシュタグでつけてフォロワーを増やす、拡散する ・文中に入れて動詞代わりにする |
ファッション | ・アウトドアミックスのファッション (釣りや登山など、アウトドアアパレルブランドをファッションに取り入れる) ・スニーカー、マウンテンパーカー、アノラック、リュックなどのアイテムに使う |
自然界隈はトレンドのひとつです。ただ今後は、トレンド以上のものになるかもしれません。
ゲリラ豪雨や寒波、猛暑などこれまでとは気象が変わりつつあり、日々の暮らしの中で防災意識を持つ機会が増えています。
アウトドアブランドの服はしっかりしたものを選べば機能性・耐久性が高く、緊急時に十分耐えられるものが多いです。
単なる街着の範疇を超えて、自然界隈へと広がりを見せているのではないかと思います。
もちろん、事前の準備と下調べ、安全の確保は欠かせませんね^^!
自然界隈から、またその先の大自然や環境へ意識を向ける機会が増えていくのが理想的なスタイルといえます。ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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