2月1日(木)放送の『ナゼそこ』で、“山奥にある謎の秘境宿”として紹介されるのは「ランプの宿湯浜温泉三浦旅館」です!
また、宿の料理では“幻の食材”が味わえるという気になる情報も。
この記事では、そんな宮城の秘境宿について
- 宮城の秘境宿(ランプの宿湯浜温泉三浦旅館)はどこにある?
- アクセスや行き方
- どんな料理が味わえる?
- 幻の食材とは?
- 日帰り入浴も可能な温泉について
- 口コミや評判は?
など気になることをまとめてみました^^
是非ご覧下さい♪
【なぜそこ】宮城の秘境宿(ランプの宿湯浜温泉三浦旅館)はどこ?
ランプの宿湯浜温泉三浦旅館は、宮城・秋田・岩手県の三県にまたがる栗駒山(くりこまやま)の南西麓にある標高700mに位置する秘境宿&秘境温泉です!
“ランプの宿”とはその名の通り電気が通っておらずランプの明かりで過ごす宿の事ですが、雰囲気だけの名ばかりのランプの宿も多いなか、こちらの三浦旅館さんは正真正銘電気が通っていない本物の“ランプの宿”です。
- 住所:〒987-2511 宮城県栗原市花山字本沢岳山1-11
- 電話番号:090-8925-0204(衛星電話)
- 営業:4月下旬~11月上旬(※11月下旬~4月下旬は休業)
- チェックイン/アウト:15:00/10:00
- 宿泊料金:平日⇒12,800円、金土日祝日⇒13,900円(※7/20~8/31,9/20~10/31は繁忙期のため+1,000円)
- 部屋数:6室
- 駐車場:有り(10台)
室内の灯りはランプのみですが、もちろん電波も届かないため携帯も一切使えませんし、テレビも観ることができません。
“売り”はなんといっても大自然!
近くの川で渓流釣りを楽しんだり、滝壺で泳いだり、栗駒山で登山を楽しんだり、温泉や満天の星空を漫喫したり、本物の大自然を味わい尽くすことができます。
近くで蛍も見られるそうですよ^^
日常の喧騒を一切忘れて思いっきりリフレッシュするのに最適なお宿です!!
湯浜温泉ランプの宿三浦旅館の行き方&アクセス
秋田県から宮城県へ抜ける途中、国道398線沿いに急に現れる「湯浜温泉(ゆばまおんせん)」の看板が目印です!
こちらの駐車場に車を停めて、宿までは徒歩で10分ほど川沿いの山道を歩きます。
看板に派は徒歩7分と書いてありますが、慣れてない方が行くと軽く10分は超えるそう。
この道のりは結構険しいようで、
- 本気の登山組の方とすれ違うくらいのThe山道!
- 登山靴までは必要ないにしろスニーカーは必須
- 雨の日はスニーカーでも注意しないといけないほどのでこぼこ道
- ヒールなんかでは歩けない
- キャスター付きの旅行鞄だと厳しいので、リュックがおススメ
という口コミが多数でした。
「お気楽旅行気分」のような恰好では宿までの道のりで苦労することになるかもしれませんので、山道をあるくのだという事を念頭に向かうと良いでしょう^^
この道のりを超えた先で味わえる大自然にワクワクしながら迎えそうですね!
【なぜそこ】宮城の秘境宿(ランプの宿湯浜温泉三浦旅館)幻の食材はトンビマイタケとミズ!
ランプの宿湯浜温泉三浦旅館では、近くの自然から採ってきたばかりの山菜や岩魚料理が堪能でき、安心な本物の食材をふんだんに使った身体に優しいものばかりです。
山菜は全て採りたてホヤホヤ!
採れたものによってメニューは変わるようですが、他の場所ではあまり食べることのできない貴重な食材も味わえるという事で、お料理の評判もとても良いようです!
メニューの一例をご紹介すると、
- ミズの実(渓流のそばに生える貴重な代物、ヌルヌル触感がクセになる)
- 地元産のササニシキ(現在は地元で幻のお米とりつつあるらしい)
- 山菜天婦羅
- 煮物
- 岩魚岩魚塩焼
- 山葵の茎とガーリックチップ炒め
- アイコ(ミヤマイラクサ)
- こごみ胡麻和え
- しどけ(モミジガサ)
- 地豆腐
- 行者ニンニク
- 天然うるい入り漬物
- バッケ(蕗の薹)酢漬け
- 茶碗蒸し
などなど、聴き慣れない山菜類も多いですよね^^
そして、『ナゼそこ』の予告動画内では“めったに出会えない幻の食材”として天ぷらの映像が紹介されていました。
この“めったに出会えない幻の食材”として紹介されていたのは、トンビマイタケと山菜のミズ!!
- ミズの天ぷらや塩茹で
- トンビマイタケの天ぷらや煮物
といった料理が紹介されていました。
それぞれどんな食材なのかご紹介します♪
トンビマイタケとは?
トンビマイタケは秋田では人気が高い夏のキノコの代表で、大型の傘を広げた姿が翼を広げたトンビに似ていることからこの名が付きました。
舞茸は通常楢の木に生えるものですが、トンビマイタケはブナに生えます。
しかも、限られた範囲でしか発生せず
- 若木や腐木には生えず、生木(立ち枯れの木や倒木)
- 標高はおよそ400m~800mの範囲
- 日当たりが良く通気性が良い環境
といった条件が必要。
また、この大なきのこを珍重するのは秋田県や山形県付近のみで、その他の県ではほとんど食べないそうです。
天ぷらにすると絶品だそうで、バター炒めや混ぜご飯にも良く合い、その味と香りは一度食べたらやみつきになるんだとか!
まさに“めったに出会えない幻の食材”という名がぴったりですね^^
ミズとは?
ミズとは、秋田県でよく食される山菜で
- 水分が多くて柔らかい
- くせもあくもない
- 「シャキッ」とした歯ざわりと「トロッ」とする食感がダブルで味わえる
といった特徴を持ち地元の人に親しまれています。
過去実際に食べたことがある方は、『ナゼそこ』の番組で紹介された際に
と、その美味しさを振り返っていました^^
こんな口コミがあると、是非食べてみたくなりますね!
【なぜそこ】宮城の秘境宿(ランプの宿湯浜温泉三浦旅館)の温泉
ランプの宿湯浜温泉三浦旅館の温泉は、サラサラのお湯で無色透明の硫黄泉、湯冷めしにくいといわれる名湯です。
内風呂はヒノキ造りのお風呂で男女1ずつあり、露天風呂は2つで(旅館の庭と、200mほど離れた川沿い)にあるようです。
温度はやや熱めの42℃、どちらも源泉100%かけ流しの単純硫黄・低張性アルカリ性で湯上りは肌触りがすべすべになると好評でした^^
硫黄の香りはほとんどしないようなので、強い泉質がニガテな方にもおすすめとのことです。
露天風呂は狭く脱衣所も男女混合なので、混雑時は順番待ちとなるようです。
- 入浴時間:8時~19時(※11時~14時は休憩時間)
- 料金(日帰り入浴):500円
日帰りの場合は宿の広間で11~14時の間休憩することができますが、料金は別途1000円必要です。
食事利用する場合は休憩料金が無料になるようなので、午前中にお風呂に入ってお昼ご飯をそのまま食べていくのがいいかもしれませんね!
ちなみにこの際のお料理は、稲庭うどん・そば・山菜・岩魚塩焼きがあるそうです!
こちらの温泉は、幕末文政7年頃に熊狩りのマタギによって発見され、三浦一族(平家の落人)によって今日まで守られてきた歴史のある秘湯として、温泉マニアにもとても人気なんだそうです!
お近くにお越しの際はぜひ寄っていきたいスポットですね^^
【なぜそこ】宮城の秘境宿(ランプの宿湯浜温泉三浦旅館)の口コミや評判は?
最後に、ランプの宿湯浜温泉三浦旅館に実際に行かれた方の口コミを集めてみました!
- 山道10分は雨の日だとおススメしないがお湯は最高
- 宿の玄関には看板犬がいて触り放題(むちゃくちゃ吠える、との声も)
- 日帰り入浴500円は破格
- たどり着くまでの山道は不安を覚えたが晴れている日はとても気持ち良い
- 「秘湯」というにふさわしい温泉
- 露天風呂は混浴なので“見られたくない”という人は来ない方がいい
- とても不便で、ひなびた所!文明の力を求めないず華美もない、そこが魅力!
- オーナーさん?若旦那?がフレンドリーで人柄がよい
と、辺鄙なところ(失礼)ながらリピーターもいらっしゃるくらい評価の高い内容のコメントが並んでおりました。
また、東日本大震災で被災され、休業を余儀なくされ大変なご苦労をされた期間もあるとのことで、応援している方も大勢いらっしゃるようです^^
まとめ
以上、ここまでをまとめると
- 【なぜそこ】宮城の秘境宿は、宮城県栗駒山700mのランプの宿湯浜温泉三浦旅館
- 電気も電波もない、そのなの通り“ランプの灯り”のみで過ごす宿
- 駐車場から10分の山道はスニーカー必須
- 山菜中心の料理は絶品
- 幻の食材「トンビマイタケ」が味わえる!?
- 秘湯&名湯としてリピーターも!
となります。
冬季は休業しているようなので、過ごしやすい時期になったら是非行ってみたい場所の一つですね^^
ここまでお読み頂きありがとうございました!
コメント