子供の頃に見ていた方も多いNHKの子供向け人気番組「おかあさんといっしょ」に出演していた”歌のお兄さん”!
歌のお兄さんの卒業後の仕事は?いつ卒業したの?など、気になりますよね。
そこでこの記事では、歴代歌のお兄さんの卒業後の仕事や卒業理由など、気になる事をまとめました!
歌のお兄さんの卒業後の仕事は?
歌のお兄さんの卒業後の仕事について調べてみると、
- 作曲家
- コンサート・ライブ・バンド活動
- 歌手
- ミュージカル・舞台俳優
- 歌唱指導
- 振り付け師
- エレクトーン奏者
- 音楽監督
- 「おかあさんといっしょ」などの子供向けイベント活動
- タレント
- 声優
演技力や歌唱力など歌のお兄さんらしい才能を活かした職業に就いている方が多いようです。
次項で歴代のお兄さんの経歴について詳しくご紹介しますね!
歌のお兄さんの歴代のその後を調査
初代歌のお兄さんから第十一代目の横山だいすけお兄さんまで、歴代の歌のお兄さんのその後について見ていきたいと思います!
初代:田中星児
初代歌のお兄さんを務めたのは、田中星児さんです!
1971年に「おかあさんといっしょ」に初めて出演し、1976年にシングル『オー・マリヤナ/ビューティフルサンデー』がオリコン最高順位4位を獲得しています!
また、同年の第26回紅白歌合戦に出場し、ビューティフルサンデーを披露しました。
現在では、子供向けのコンサートや曲作り、テレビなどのメディア活動、2008年には地元の奈良県の平城遷都1300年祭の応援団長に就任など、幅広く活動されています!
二代目:水木一郎
実は二代目の歌のお兄さんはアニソン界の帝王としてお馴染みの、水木一郎さんです!
水木さんが歌のお兄さんとは知らなかった方も多いのではないでしょうか。
水木さんは歌のお兄さんを卒業した後も歌手活動を続け、1982年には水木さん自身が吹き込んで制作した主題歌のトータルセールスが700万枚を超え、『ギネスブック』に掲載されました!
また、2011年には「おかあさんといっしょ」などで歌った童謡が収録されたアルバム『水木一郎キッズソング・ベスト!』が発売されました。
「マジンガーZ」や「仮面ライダー」シリーズなど、持ち歌はなんと1200曲を越えるそうです。
三代目:平いさお
ポップス歌手として元々活動され、歌のお兄さんを卒業した後1986年に『日本の童謡200選』でレコーディングを行ったことで童謡歌手としての活動を始めたそうです。
その後はアニメの主題歌や童謡を歌い続け、1995年には第25回日本童謡賞特別賞を受賞しています。
現在は元歌のお兄さんお姉さんとともに「童謡組」というグループを結成し、コンサート活動を行うなど精力的に活動されています。
2013年「おかあさんといっしょ」のファミリーコンサート『ふしぎ!ふしぎ!おもちゃのおいしゃさん』にゲスト出演をされたり、出身地である佐世保市のご当地グルメである「佐世保バーガー」のテーマソングを歌っているそうです!
四代目:宮内りょう
デビュー作が「おかあさんといっしょ」、”りょうちゃん”という愛称で親しまれていました。
また宮内さんは、歌のお兄さん就任当初の年齢が20歳2カ月、卒業時の年齢は22歳1カ月であり、どちらの年齢も歴代の歌のお兄さんの中で最年少記録だそうです。
その後はNHKの小学二年生向け音楽教育番組「うたって・ゴー」(1982年度・1983年度)にレギュラー出演し、現在はミュージカル俳優として数々の舞台に出演されています。
さらに、NHK番組で歌の指導やダンスの振付師としても活動されています!
五代目:かしわ哲
番組内では”てっちゃん”という愛称で呼ばれていました。
歌のお兄さんを卒業後は、1991年に小説家としてデビューしています。
1994年には知的障碍者の方々とともに「サルサガムテープ」というロックバンドを結成し、1996年にはスウェーデンでライブを実施しました。
また、1997年の著書「あったかさん」で第一回報知ドキュメント大賞を受賞しています。
2009年の「おかあさんといっしょ50周年特集」に林しゅうとともにゲスト出演されたそうです!
六代目:林あきら
林あきらさんは元々エレクトーンが得意で、歌のお兄さんを卒業後、エレクトーン奏者として時々出演されました。
また、ミュージカル俳優としてミュージカル「レ・ミゼラブル」など数多くの舞台に出演や、歌唱指導もされていたそうです。
また2007年にブログを開設したり、2009年に放送された「おかあさんといっしょ 50周年特集」にゲスト出演、2021年で開催された「おかあさんといっしょ」のファミリーコンサートにゲスト出演されるなど幅広く活躍されています。
七代目:坂田おさむ
元々シンガーソングライターとして活動され、歌のお兄さんとして出演しているときから数多くの楽曲を「おかあさんといっしょ」に提供しています。
卒業後は、「おかあさんといっしょ」のファミリーステージには1988年の開始当初から2019年まですべてに出演されています!
また、2021年に一般社団法人日本童謡協会より童謡文化賞を受賞するなど現在でも多方面で活躍されています。
ハ代目:速水けんたろう
歌のお兄さん在任中に「おかあさんといっしょ」で歌唱した『だんご三兄弟』が一気に大ヒットしました。
歌のお兄さんを卒業後に第50回NHK紅白歌合戦へ出場され、だんご三兄弟を披露しました。
その後も舞台俳優として活躍し、声優にも挑戦されていました。
しかし2011年に人身事故を起こし9カ月間活動を自粛しています。
その後は少しずつ活動を再開し、現在では「おかあさんといっしょ」のイベントに出演や楽曲提供などの形で活躍されています。
九代目:杉田あきひろ
歌のお兄さんとしては珍しい”長髪”で”小麦肌”がトレードマークの杉田さん。
歌のお兄さん在任中の2000年に薬物使用疑惑が「サンデー毎日」で報じられました。
歌のお兄さんを卒業後は、シャンソンライブ活動を中心にし、逮捕される前までは月に一度ライブ活動を行っていました。
2016年4月に薬物所持により現行犯逮捕され、その後リハビリ施設にて薬物依存症を克服するためにリハビリに励んでいます。
また、2017年に杉田さんが再起してほしいと願う長野県職員からの発案により、杉田さんのコンサートが開催されました。
十代目:今井ゆうぞう
歌のお兄さんを卒業後、俳優や歌手として活躍されています。
主に舞台俳優として様々な舞台に出演し、2008年には月9ドラマ「太陽と海の教室」に初出演されています。
2009年から2012年まで「おかあさんといっしょ」で当時共演されていた、歌のお姉さんのはいだしょうこさんと一緒にファミリーコンサートにも出演されていました!
さらに2010年に歌手としてカバーアルバム「君と歩いた時間」をリリースしたり、2019年に「おかあさんといっしょ 60周年スペシャル」にゲスト出演されています。
様々な才能を生かして多方面で活躍されていることが分かりますね。
十一代目:横山だいすけ
十一代目は、記憶に新しい横山だいすけさんです!
元々劇団四季に所属しており、その後歌のお兄さんを務められました。
歌のお兄さんを卒業後、ミュージカル「魔女の宅急便」で主人公の父親役で出演され、俳優活動を再開されています。
一方、歌のお兄さん卒業一週間後に自身のオフィシャルサイトを開設しています。
さらにアメーバブログを開設するとすぐに人気ブログとなりました。
子供向けのイベント「だいすけお兄さんの世界(名)迷作劇場」を始め、全国各地の子供たちと触れ合っています。
また、タレントとしてテレビ出演、俳優としてドラマや映画に出演、さらに歌手活動なども精力的に行い、幅広い方面で活躍されています!
歌のお兄さんの卒業理由は?
歌のお兄さんの卒業理由についてネットで調べてみると、
- 節目のファミリーコンサートで歌のお姉さんと子供たちと笑いあっている姿を見て「心が通じ合ったんだなという気持ちと安心した気持ち」を得たから
- 直感的に自分自身で卒業することを決めた
- 素敵なバトンを次の世代に繋げたいという想いが強くなったから
などの情報がありました。
何か事情があって卒業した方もいらっしゃるとは思いますが、何らかの節目やきっかけがあってご自身で卒業を決める方が多いようですね^^
歌のお兄さんはいつ卒業するの?
歌のお兄さんの卒業時期について何か決まりはないか調査したのですが、特にはっきりとした決まりはありませんでした。
そこで、在籍期間に何か規則性がないか調べるため、初代から十一代目までの歌のお兄さんの在籍していた期間を以下の表にまとめました。
名前 |
在籍期間 | |
初代 |
田中星児 |
1971年11月3日 – 1977年3月8日 |
二代目 |
水木一郎 |
1976年4月11日 – 1979年3月17日 |
三代目 |
平いさお |
1977年4月12日 – 1979年3月17日 |
四代目 |
宮内りょう |
1979年4月2日 – 1981年4月3日 |
五代目 |
かしわ哲 |
1981年4月6日 – 1983年4月2日 |
六代目 |
林あきら |
1981年4月6日 – 1985年3月30日 |
七代目 |
坂田おさむ |
1985年4月1日 – 1993年4月5日 |
八代目 |
速水けんたろう |
1993年4月5日 – 1999年4月3日 |
九代目 |
杉田あきひろ |
1999年4月5日 – 2003年4月5日 |
十代目 |
今井ゆうぞう |
2003年4月7日 – 2008年3月28日 |
十一代目 |
横山だいすけ |
2008年3月31日 – 2017年4月1日 |
まとめてみると、平均4~6年間で卒業される方が多い事がわかりました。
今後、歌のお兄さんの卒業時期を考える時に目安にできそうですね!
歌のお兄さんについて気になる事!
ここまでは、歌のお兄さんの卒業に関連することをご紹介してきました!
ここからは、その他に歌のおにいさんについて気になったことをまとめていきます。
歴代最長歌のお兄さんは誰ですか?
歴代最長の9年間歌のお兄さんとしてを務めた、11代目歌のお兄さん”横山だいすけお兄さん”です!
9年間もの間、子供だけでなくお母さんの目の保養としても活躍してきただいすけお兄さんの卒業は、世間に大きなショックを与えました(><)
歌のお兄さんの倍率は?
その倍率はなんと600倍だそうです!
競争率の高い狭き門をくぐり抜けてきた歌のお兄さん、お姉さんに、頭があがりませんね!
歌のお兄さんどうやったらなれる?
歌のお兄さんやお姉さんの場合、武蔵野音楽大学、東京藝術大学や国立音楽大学などに声をかけ、事前に人選してもらうそうです。
そのあとNHKが書類選考、オーディションを行うという流れです。
歌のお兄さん、お姉さんになるための条件として、子供好きであることが必須!
また、歌のお兄さんは歌って踊るお仕事なので、高い歌唱力と表現力も必要になります。
一方、体操のお兄さんは日本体育大学などの体育大学出身者が多いそうです。
まとめ
歌のお兄さんは卒業後、歌のお兄さん時代に積み上げた歌唱力や表現力など多彩な才能を活かした職業に就いていることがわかりました。
また、子供好きな方が多いため、子供たちと関わる仕事をする方もいました。
歌のお兄さんの卒業理由や卒業時期は人によって様々でしたが、歴代の歌のお兄さんたちが多方面で現在でも活躍できる人たちであることがわかりましたね!
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