三島駅は静岡県東部に位置する、新幹線の停車駅です。
新幹線乗り場のある北口と、JR東海道線や在来線(伊豆箱根鉄道)乗り場のある南口があるのですが、この北口と南口を結ぶ連絡通路にはエレベーターがありません!
※南口、北口それぞれにはエレベーターが設置されています。
私はそのことを知らずにベビーカーで三島駅を利用したのですが、どこかにエレベーターがあるはずだと思って駅構内をグルグル探し回ってしまいました。
当時、新幹線の指定席を予約していたので内心すごく焦りました・・・
まさか新幹線の停車駅で、エレベーターがないことがあるなんて思いませんでした!完全にリサーチ不足!
結局、また改札まで戻って駅員さんに聞いて、エレベーターがないということを知るまでに10分程ロスすることになってしまったんです。
この記事では、私と同じように迷う方がいないよう、三島駅構内の移動についてご紹介します!!
三島駅構内図
こちらの構内図、↑上側が新幹線乗り場のある北口、↓下側が東海道線と在来線乗り場のある南口です。
見て頂くとわかる通り、北口と南口をむすぶ連絡通路には階段とエスカレーターしかありません。
階段は全部で30段ほどあって、途中に踊り場数メートルをはさみます。
エスカレーターは踊り場で途切れておらず、下から上までずっと1本でつながっています。
北口の改札から新幹線ホーム、南口の改札から東海道線ホームまではそれぞれエレベーターが設置してあるので問題ありません。
連絡通路だけ、エレベーターがないんです!!
令和のこの時代にまさか、新幹線停車駅でバリアフリーが整備されきっていないとは・・・
カルチャーショックでした^^;
三島駅北口と南口の移動方法
連絡通路を使う
- 北口→南口へ行く場合
北口改札から出る前に、改札向かって左手に【東海道線・伊豆箱根鉄道(修善寺 方向)のりかえ口】の案内表示があるのでそちらに進みましょう。
これが南口への案内板となっています。
- 南口→北口へ行く場合
南口の改札を通ったら大きく【新幹線のりば→】の案内板が大きくあるので、すぐにわかると主負います。それに従っていけば大丈夫です!
あらかじめこの連絡通路ををベビーカーや車いすで移動する事が分かっているのなら、連絡通路に向かう前に駅員さんに手伝ってもらうようお願いしましょう!!
私はベビーカー+赤ちゃん(9ヵ月)+宿泊荷物を持っていたのですが、赤ちゃんを抱っこ紐でだっこして、ベビーカーに宿泊荷物を載せて、そのままエスカレーターで移動してしまいました。
本来ならエスカレーター使う場合はベビーカーはたたまないといけないのと思うのですが、駅員さん呼びに行くのも時間ないし、他のお客さんもいなかったので強行突破してしまいました^^;
改札外から回る
一応、改札を出てしまって外から回ることも可能です。
でも三島駅は、改札を出てしまうと南口と北口をつなぐ自由通路がありません!!
一度改札をでたら、駅の周りを大回りしないといけないのですが、その距離なんと約1㎞
大人が歩いて10分以上かかる距離です。
実際に外から回ったという方の口コミでは、20分かかったなんて声もありました。
ベビーカーや車いす、大荷物を抱えてる、そんな時にこんな距離移動したくないですよね。
しかも見知らぬ土地なので、道を間違えたら・・・なんて想像するだけで恐ろしいです。
外からでも回れますが、駅員さんに手伝ってもらって駅構内の連絡通路を使った方が絶対いいです!
間違って外に出てしまっても、入場券を買いなおして再入場することを強くおススメします!
市内観光なら南口へ!
観光目的で三島駅を利用される場合は、新幹線乗り場のある北口に降りる方が多いと思います。
近隣の観光名所「柿田川湧水」や「三島スカイウォーク」へ向かう場合はバスを利用しなければなりませんが、主なバス停は南口にあります。
ここが注意点です!観光目的でバスを利用したいのなら、北口からでてはいけません!!
三島駅に慣れていない方は、南口から出たかったのに気づいたら北口から出てしまっていた、なんてこともあり得ますので注意してくださいね!!(実際にそういった口コミも見かけました)
ちなみに、三島駅は北口より南口の方が栄えています!
北口は最近開発が進みつつあるようですが、ホテル・工場・学校などが集中していて観光という雰囲気ではありませんでした。
南口はグルメや小休止できる公園、カフェなどもがたくさんありますので、三島駅周辺を散策するなら南口から出るようにしてくださいね♪
伊豆箱根鉄道とJR線の乗換え時の注意点
伊豆箱根鉄道では、交通系ICカードが一切使えません!!
三島駅だけではなく、全ての駅で切符オンリー!そもそもICカードに対応した改札機がないんだそうです・・・
三島駅構内の連絡通路も分かり辛かったですが、JR線と伊豆箱根鉄道の乗り換えも初心者には少し分りづらいので補足としてご紹介しておきますね。
交通系ICカード、スマートEXを利用する場合
JR線(東海道線、新幹線)をICカードやスマートEXで利用し、伊豆箱根鉄道に乗り換える場合は南口改札を一度外に出る必要があります。
改札を出て、外の券売機で伊豆箱根鉄道の切符を買って、伊豆箱根鉄道の改札から入場して乗り換えます。
逆に伊豆箱根鉄道からJR線にICカードで乗りたい場合も同様、一度改札を出てください。
JR三島駅南口と、伊豆箱根鉄道の三島駅は20~30mくらいの距離にあります。
改札も券売機もすぐに目視でわかりますので迷うことはありませんよ♪
切符の場合
JR三島駅まで切符を利用してきた場合は、南口にある「伊豆箱根鉄道のりかえ口」をそのまま通って乗り換えができます。
乗り換え口改札付近には、私のような乗り慣れていない人の為に駅員さんが立って案内してくれていました!
私の他にも、旅行者っぽい方が改札通れなくて駅員さんに聞いていました。おそらく普段から問い合わせが多いので常に駅員さんがいるようにしているんだと思います。
本当に分かりにくいです、三島駅・・・
まとめ
三島駅構内の南北連絡通路(北口から南口への移動)についてご紹介しました!
- 北口と南口を結ぶ駅構内の連絡通路にはエレベーターがない
- ベビーカーや車いすで利用する場合は予め駅員さんに手伝ってもらうよう声をかけておく
- 改札外からも回れるが、1㎞の距離があるのでおススメしない
- 伊豆箱根鉄道へ乗り換える際は、交通系ICカードやスマートEXが使えないので注意
地元の人だったら分かると思いますが、初めて三島駅を利用する人にとっては分かりにくいと思います。慣れている人でも北口と南口の移動は10分近くかかるようなので、時間に余裕をもって行くようにしてくださいね。
事前に調べておかなかった私も悪いのですが、エレベーターがなかったり、在来線でICカードが使えなかったりとバタついてしまい、危うく新幹線に乗り遅れるところでした^^;
ここまで三島駅の分かりづらさについて書いてきてしまいましたが、三島はとてもいいところです!
伊豆・富士・沼津・箱根方面への起点となる要所として栄えていて、豊かな自然やおいしいグルメがいっぱいですよ♪♪
私はそんな三島が大好きです^^
この記事がどなたかのお役に立てたら幸いです!お読みいただきありがとうございました♪
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